2016年02月29日
オラン流 簡単Lipoバッテリー運用
週末はOPSへ出撃予定だったのですが、見事体調を崩して寝るだけの週末となってしまいました。
仕事的にも繁忙期なので、無理をするのはいけないだろうなぁとおとなしくしておきました。
さて、今日は個人的に導入をかなりためらったが、やってみたらとっても簡単だったLipoバッテリーのお話です。

Lipoバッテリーは運用を誤ると発火する恐れもある危険なものだ。
と、様々な所に書いてあるため、知識の仕入れとモノ選びには時間を使うことになりました。
まず、東京マルイではデフォルトのバッテリーであるニッケル水素バッテリーと比較したメリット・デメリットです。
---------------
◇◇メリット◇◇
・セミのキレが良くなる、フルオート時もサイクルが早くなる場合がある。
・寒さに強い
・継ぎ足し充電をしても問題が起こらない
・比較的小型、安価、大容量
・自己放電しにくい
・セル当たりの電圧が高い
---------------
◆◆デメリット◆◆
・過放電や過充電で発火の恐れがある
・70℃近い高温になると発火の恐れがある
・満充電に近い状態で保存すると劣化するなど、管理がやや難しい
要するに、使う分にはメリットが多いが、管理が難しいということですね!
さて、必要な物は以下の通りです。順番に紹介します。
●電池本体
●バランス充電器
●バッテリーチェッカー、バランサー&放電器
●LIPO保管袋
---------------
●電池本体
私のものは2050mAh 7.4V ミニバッテリーS タイプとなります。*Laylax製
mAhは、単純に容量です。
2セルといって、これは3.7Vのバッテリーが2つ組み合わさったものと考えていただくと分かりやすいです。
他にもいろいろな単位が記載されていると思いますが、電動ガン用として売られているものであれば大丈夫です。
---------------
●バランス充電器
これもLaylax製。充電器に関しては、より高機能でそんなに値段が変わらないものがたくさん出ています。
充電時の出力を調整できたり、後述の放電・バランサー機能が付いていたり、他の種類の電池を充電できたりします。
しかし、電動ガンで使うにはオーバースペックな物も多く、なにより設定ミスで充電した時に発火等のトラブルが起こるというデメリットがあります。
放電・バランサー機能は別で安価なモノを買えばいいので、ここではシンプルにLipoの充電に特化したものを使うのが私は良いと思います。
私はそそっかしいところがあるので、多機能過ぎると間違いを起こしそうな気がしたのです 笑
しかし、そうなったら笑い事ですまないのがLipoです。
充電時の電圧も間違わないし、満充電は防止してくれる。そして、バランス充電といって、各セルの電圧が同じになるように充電してくれます。
このセルごとのバランスが崩れると、上手く機能しなくなるようです。

使い方は充電器をコンセントに差す。そして写真のコネクタにLipoのバランス端子を差すだけです。(電動ガンにつなぐコネクタではない方です)
ただ、問題。
保管時には、満充電では劣化してしまうわけです。ゲームで使用する前に満充電するのはいいとして、保管する時はどうでしょうか?
実際には各セルは4.2Vで満充電となるようです。それに対して、保管時は3.8V前後が安全とされています。
それで、バッテリーチェッカー・放電器・バランサーの機能を備えたものが必要になるわけです。
---------------
●GIGA TEC PSE リポ バッテリーチェッカー&バランサー
念のため、全てメーカーを揃えています。つまりこれもLaylax製。一応ね。
これも非常に簡単。

さっきのバランスコネクタをここに差すだけ。バッテリの電圧で動きますので、本体は電源も要りません。

こんな画面が出てきます。
上の2つは各セルの電圧。下がトータルの電圧。
先程も書いたとおり、7.4VのLipoバッテリーの実際の電圧はMAXで8.4V、セルごと4.2Vだそうです。ややこしいですよね・・・。
セルごとの数字が全く同じ。これで正常です。0.01Vずれていても問題はないそうですが。
この場合は3.78Vで、保管電圧になっていることが分かりますね。
これがチェッカー機能です。
セルごとのバランスがずれている場合には、ボタン一つでセルの電圧を揃えてくれます。
これがバランサー機能。
例えば、各セルが4.00Vで、保管時に適した3.8Vまで放電したい場合は、目標の電圧を設定してこれまたボタン一つで簡単に放電してくれます。
これが放電器機能。(本体が熱くなるので注意)
---------------
●LIPO保管袋
充電時、放電時、また保管時にも万が一に備え、燃えない容器に入れて行う必要があります。
これだけ何故か(Option 1製)ですが、特に理由はありません…。
*Amazonでとっても安いものが出ていますが、燃えるらしいので止めておきましょう。
以上です。
2050mAhあれば、一日持つと思いますが、一応2つ用意して休憩時には交換するようにしています。
フルオートのサイクルが落ちてくる状態はもう過放電ですので、すぐに使用の中止が必要です。
しかし、これだけの容量のものが2つあれば普通の定例会ではまず十分なはずです。
ね、簡単そうでしょ?
…と、偉そうに言ってますが私は理解までにすごく時間がかかって、こうして慎重に一番シンプルなものを揃えました。
自分の性格とも相談して、とにかく安全に管理すれば相当便利なバッテリーだと思います。
実際、うちのマルイG36Cの場合、セミフルともに結構体感できるくらいの性能向上がありました。
詳しいサイト、専門的な正しい知識を書いてくださっている先達のサイトがたくさんあります。
ぜひ、そちらをご覧になってください。
その上で、LiPoをこれから導入してみたい方の参考の一つになれば幸いです。
間違いがございましたら、どうぞお手柔らかにご指摘下さい!
仕事的にも繁忙期なので、無理をするのはいけないだろうなぁとおとなしくしておきました。
さて、今日は個人的に導入をかなりためらったが、やってみたらとっても簡単だったLipoバッテリーのお話です。
Lipoバッテリーは運用を誤ると発火する恐れもある危険なものだ。
と、様々な所に書いてあるため、知識の仕入れとモノ選びには時間を使うことになりました。
まず、東京マルイではデフォルトのバッテリーであるニッケル水素バッテリーと比較したメリット・デメリットです。
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◇◇メリット◇◇
・セミのキレが良くなる、フルオート時もサイクルが早くなる場合がある。
・寒さに強い
・継ぎ足し充電をしても問題が起こらない
・比較的小型、安価、大容量
・自己放電しにくい
・セル当たりの電圧が高い
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◆◆デメリット◆◆
・過放電や過充電で発火の恐れがある
・70℃近い高温になると発火の恐れがある
・満充電に近い状態で保存すると劣化するなど、管理がやや難しい
要するに、使う分にはメリットが多いが、管理が難しいということですね!
さて、必要な物は以下の通りです。順番に紹介します。
●電池本体
●バランス充電器
●バッテリーチェッカー、バランサー&放電器
●LIPO保管袋
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●電池本体
私のものは2050mAh 7.4V ミニバッテリーS タイプとなります。*Laylax製
mAhは、単純に容量です。
2セルといって、これは3.7Vのバッテリーが2つ組み合わさったものと考えていただくと分かりやすいです。
他にもいろいろな単位が記載されていると思いますが、電動ガン用として売られているものであれば大丈夫です。
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●バランス充電器
これもLaylax製。充電器に関しては、より高機能でそんなに値段が変わらないものがたくさん出ています。
充電時の出力を調整できたり、後述の放電・バランサー機能が付いていたり、他の種類の電池を充電できたりします。
しかし、電動ガンで使うにはオーバースペックな物も多く、なにより設定ミスで充電した時に発火等のトラブルが起こるというデメリットがあります。
放電・バランサー機能は別で安価なモノを買えばいいので、ここではシンプルにLipoの充電に特化したものを使うのが私は良いと思います。
私はそそっかしいところがあるので、多機能過ぎると間違いを起こしそうな気がしたのです 笑
しかし、そうなったら笑い事ですまないのがLipoです。
充電時の電圧も間違わないし、満充電は防止してくれる。そして、バランス充電といって、各セルの電圧が同じになるように充電してくれます。
このセルごとのバランスが崩れると、上手く機能しなくなるようです。
使い方は充電器をコンセントに差す。そして写真のコネクタにLipoのバランス端子を差すだけです。(電動ガンにつなぐコネクタではない方です)
ただ、問題。
保管時には、満充電では劣化してしまうわけです。ゲームで使用する前に満充電するのはいいとして、保管する時はどうでしょうか?
実際には各セルは4.2Vで満充電となるようです。それに対して、保管時は3.8V前後が安全とされています。
それで、バッテリーチェッカー・放電器・バランサーの機能を備えたものが必要になるわけです。
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●GIGA TEC PSE リポ バッテリーチェッカー&バランサー
念のため、全てメーカーを揃えています。つまりこれもLaylax製。一応ね。
これも非常に簡単。
さっきのバランスコネクタをここに差すだけ。バッテリの電圧で動きますので、本体は電源も要りません。
こんな画面が出てきます。
上の2つは各セルの電圧。下がトータルの電圧。
先程も書いたとおり、7.4VのLipoバッテリーの実際の電圧はMAXで8.4V、セルごと4.2Vだそうです。ややこしいですよね・・・。
セルごとの数字が全く同じ。これで正常です。0.01Vずれていても問題はないそうですが。
この場合は3.78Vで、保管電圧になっていることが分かりますね。
これがチェッカー機能です。
セルごとのバランスがずれている場合には、ボタン一つでセルの電圧を揃えてくれます。
これがバランサー機能。
例えば、各セルが4.00Vで、保管時に適した3.8Vまで放電したい場合は、目標の電圧を設定してこれまたボタン一つで簡単に放電してくれます。
これが放電器機能。(本体が熱くなるので注意)
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●LIPO保管袋
充電時、放電時、また保管時にも万が一に備え、燃えない容器に入れて行う必要があります。
これだけ何故か(Option 1製)ですが、特に理由はありません…。
*Amazonでとっても安いものが出ていますが、燃えるらしいので止めておきましょう。
以上です。
2050mAhあれば、一日持つと思いますが、一応2つ用意して休憩時には交換するようにしています。
フルオートのサイクルが落ちてくる状態はもう過放電ですので、すぐに使用の中止が必要です。
しかし、これだけの容量のものが2つあれば普通の定例会ではまず十分なはずです。
ね、簡単そうでしょ?
…と、偉そうに言ってますが私は理解までにすごく時間がかかって、こうして慎重に一番シンプルなものを揃えました。
自分の性格とも相談して、とにかく安全に管理すれば相当便利なバッテリーだと思います。
実際、うちのマルイG36Cの場合、セミフルともに結構体感できるくらいの性能向上がありました。
詳しいサイト、専門的な正しい知識を書いてくださっている先達のサイトがたくさんあります。
ぜひ、そちらをご覧になってください。
その上で、LiPoをこれから導入してみたい方の参考の一つになれば幸いです。
間違いがございましたら、どうぞお手柔らかにご指摘下さい!